年俸47億円のネイマールが2026年まで契約延長 エムバペ去就にも影響か

ネイマール(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(29)が2026年までの契約延長でクラブと合意したと同国テレビ局「テレフット」が5日に報じた。

2017年にパリSGに移籍したネイマールは2022年6月末までの契約だったが、今回、4年間の延長でクラブ側と合意。正式な契約と発表は後日になる見込みなものの、これにより一部メディアで報じられていたスペイン1部バルセロナへの復帰はもちろん、他クラブへの移籍も当面は消滅したといえる。

契約延長に向けては今年1月からパリSGでスポーツディレクターを務めるレオナルド氏との間で始まり、5日までに合意に達したわけだが、スペイン紙「アス」によると、新型コロナウイルスの影響で各クラブが深刻な収入ダウンとなっている中でも、年俸3680万ユーロ(約47億8000万円)は維持されたという。

スター選手の残留が確実になったことで、パリSGからの契約延長オファーを保留しているフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)の動向にも影響は必至。すでにスペイン1部レアル・マドリードへの移籍が濃厚とされているが、若きストライカーはどんな決断を下すのか。

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