<PR>日産・ラシーンを通じて毎日の楽しみを創造する、県内唯一の専門店「ラシーンセンター新潟」(新潟市東区)

ラシーンセンター新潟 外観

「日産・ラシーン」は1994年から2000年の6年間にかけて製造・販売。クロスカントリー車然とした精悍な外観でありながら、街乗りに適した手軽さと、4WDであることから走破性・汎用性の高さを併せ持つ。絶版車となって久しいものの、その独特な立ち位置とレトロな雰囲気には未だファンが多い。

そのラシーンに魅了され、専門中古車店を新潟市内で営むのが、「ラシーンセンター新潟(株式会社J-TRIDE)」の小林純代表取締役である。

目次

◎県内唯一のラシーン専門店
◎専門店ゆえの強みはアフターケアに
◎ファッション感覚で楽しめるクルマ選びを
◎ラシーンを通じて日々の楽しみを提案する店に

県内唯一のラシーン専門店

「ラシーンセンター新潟(株式会社J-TRIDE)」の小林純代表取締役

ラシーンセンターは新潟市東区、紫竹山インターチェンジ付近の住宅街に位置する。中古車店としての開業は7年前だが、2019年からは基本的にラシーンのみを取り扱う「専門店」として営業している。

小林代表は元々、県内の日産ディーラーで整備士として勤務していた。しかし、価格競争の波に翻弄される販売のスタイルが合わず、次第に独立することを考え始めたという。「安く多く売るという販売が合わなくて、整備するとしても楽しさを見出せなかった。そこで、当時から好きだったラシーンをメインとする中古車店を考えた。特定の車種だけを取り扱う店なんて、大手の販売店では不可能だと思う」(小林代表)。

ラシーンセンター 店内

県内唯一のラシーン専門店であることは言わずもがな、関東を除く東日本地域で見ても非常に珍しい。そのため中古車販売サイトや自社Instagramを始め、インターネットを通じて県外からの問い合わせが多く、特にラシーンの特徴の一つである走破性から、雪道での使用が考えられる東北や北陸地方などの購入者が多い。

また、2020年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い、密を避けられるレジャーであるキャンプの人気が再燃したが、走破性や積載などの面で優れ、見た目にも無骨でアウトドアに見合った雰囲気を湛えるラシーンも人気が高まっている、と小林代表は最近の傾向を説く。

専門店ゆえの強みはアフターケアに

店先に並ぶラシーン

「ラシーンは少なくても20年前の中古車両になるため、新車や最近の自動車と比べた時に故障を心配するお客様がとても多い」と小林代表は話す。

しかし、そこで専門店であることの最大のメリットが発揮される。「ずっと同じ自動車を見続けてきたので、だいたい『どこが壊れやすいのか』『どう対応したらいいのか』というところはすでに分かっている。メンテナンスの際には、ただ壊れた部分を入れ替えるのではなく、コストパフォーマンスが良く、かつ長く乗れるように対応することを心がけている」(小林代表)。

一般的な販売店では手を触れないようなパーツにも小林代表は分解・修理の手を入れ、最低限の部品での整備が可能だという。顧客にかかる修理費の負担を軽くすることも理由の1つであるが、一方で、絶版車ゆえに今後出回る部品は減少していくため「大切に使っていきたい」のだと語った。

ファッション感覚で楽しめるクルマ選びを

これまでにも触れてきたように、ラシーンの大きな魅力の1つがそのルックスだ。「現代の車両からは失われたレトロな雰囲気に惹かれて、免許取り立ての20歳代から30歳代のお客様が『最初の1台』として購入していくこともあった」と小林代表。

ラシーンセンターではシートカバーなどの内装から外装の塗装まで対応しており、自分好みのカスタムを楽しむ顧客が多い。そのため、店にはカスタムの方向性についての相談や、必要な部品を選ぶ手伝いを求める声も寄せられるようだ。

内装のカスタム例

内装のカスタム例

一方で古くなったラシーンを買取ることもあるが、その際にはあえて前の持ち主のカスタムを残していると小林代表は語る。「本来であれば、中古車は前の持ち主の痕跡をできるだけ消した方が良いとされている。しかし中古車も古着と同じように、前の持ち主のストーリーを想い、そして“受け継ぐ”という楽しみ方があってもいいのではないかと思う。現代は、工業品なんてどこへ行っても同じものが買える社会。だったら、どこで差をつけるか? そう考えた時に中古車には新しい魅力があると感じる」

自動車は、単純に機能性や新規性のみが重要ではない。各車の見た目や乗り味に好みを見出し、たとえ効率が悪くても自分の好きなモノに乗る。そしてその感情は、手放す時にも湧き出るものだ。「今でもラシーンに乗っている人は、やはりそのクルマが好きな人。だから買い取る時にも、『同じラシーン好きに乗って欲しいから』という理由で当店を選ぶ人が多い。できるだけその気持ちは汲み取って販売したい」そう言って小林代表は笑った。

ラシーンを通じて日々の楽しみを提案する店に

ラシーンを通じ、その先に毎日の楽しみを創造したいと小林代表は語る

小林代表自身もキャンプの愛好家であることから、今後は自社のロゴなどを入れたキャンプグッズの展開や、キャンプシーンに合うカスタムパーツの展開も考えているという。

これまで見てきたように、ラシーンセンターの本領はカスタムも含めたアフターサービスにある。こうした方向性に関し小林代表は「ラシーンをきっかけとして毎日に楽しみを提案したい」からだと話す。楽しみ方の幅を広げる周辺グッズの展開も、こうした小林代表の考え方から導き出された部分もあるだろう。

そして、小林代表と顧客、あるいはラシーンの愛好家同士の繋がりも生まれ始めており、そうしたコミュニティの成長も今後期待される。「ラシーンセンター新潟」──取り扱うのは単一の車種のみだが、生み出される楽しみ方は利用者によって様々なようだ。

【関連リンク】
ラシーンセンター新潟 公式webサイトTwitterInstagram

本記事は、株式会社J-TRIDEの提供による記事広告です。

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