今野浩喜、大地真央主演「最高のオバハン 中島ハルコ」出演で「今野!」コール続々

フジテレビ系で4月10日にスタートする連続ドラマ「最高のオバハン 中島ハルコ」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)に、主演の大地真央と話題のCMで共演中の今野浩喜が登場。菊池いづみ(松本まりか)が働く出版社「食事の友社」の雑誌「グルメシ!」の編集長・尾石初郎を演じる。

本作は、還暦を迎えるバツ2の独身で、高価なジュエリーやファッションがさまになる美容系クリニックの敏腕経営者である名古屋出身の毒舌スーパーレディー・中島ハルコ(大地)が、ひょんなことから知り合った庶民のダメンズ女子・いづみを振り回しながら、東京と愛知を舞台に、世の中の悩みをぶった切っていく痛快ストーリーだ。

今野は大地との関係性について「CMでの共演が始まったのは2018年からだから、もう3年。でもほとんど別撮りなので、実は会話は全然できていないんです。一緒に撮影する時でもそんなにお話していないですね。俺は普段から静かな方で、自分から積極的にしゃべりかけるタイプでもない。あと、カメラ前(の笑ってる印象)と素の時(の静かな印象)のギャップが大きくて、怖いと思われてしまうことが多いんですよね」と明かし、それだけに「今回このドラマで大地さんとガッツリ共演できるのかも、と楽しみにしていました」と期待している。

ネットでは、スタート前から2人の共演が話題となり「今野!」コールが上がったが、「世の中的に、大地さんと俺がワンセットというより、俺があのCMとワンセットなんでしょうね。ドラマでも映画でも俺が出るだけでSNSのタイムラインに『今野!』がバーっと並ぶ。今回も編集長とは呼ばれても、名前で呼ばれるシーンはないのでそうなると思います。名古屋名物とかけて『おいしい ういろう』のような役名なんですけどね(笑)」と語る。

役柄に関しては「台本からは全然読み取れなかったんですよね。だから、どういう人間なのかホントに分からなかったですね。現場に来たら来たで、デスクの上に折り紙が置いてあって、監督から『折り紙を持って何かやって』と言われるし(笑)。一番難しかったのは、セリフがないシーンからのスタートだったこと。どうやって動けばいいんだろうと悩みました。とにかく映ればいいんだな、ということしか分からなかったから、そのシーンのメインとなる松本さんや真魚さんの後ろで何かが起きていればいいんだろうなと思って、折り紙を持って動きました。今までやった役の中でも一番ふわふわしながら演じていますね(笑)」とのことで、実際に撮影にかかった時間は短かったそうで「最初、撮影は全話通して2日間ぐらいって言われていたんですけど、台本を見てみると大体セリフが1行か2行しかないんですよ。場所もずっと(編集部内で)同じだし。撮影は1日で終わるんじゃないかなと思ったら、本当に1日で終わりましたね~」と振り返った。

部下役・松本との共演には「去年の夏に『竜の道 二つの顔の復讐者』(同系)っていうドラマで共演しました。2人ともレギュラーで出てはいましたが同じシーンになったのは1回ぐらい。でもその番宣でしゃべていたので、現場でも普通に話すことができました」と再共演を喜んでいる。

そして、「尾石は折り紙しかしてないように見えますが、それはたまたま変なところばっかり映されているだけで、実はものすごく仕事ができる人だと思っています。だって編集長ですよ! 仕事ができ過ぎて、すぐ終わっちゃうから、余った時間で折り紙をしているんです。そして、デスクの上の折り紙は、実は毎話変わっています。カニとかカブトとかカタツムリとかいろんなモチーフが出てきます。あと、衣装的には『サスペンダーもこんなに変える!?』ってぐらいシャツと一緒に着替えてますので、そんな小さな変化も楽しみにしてもらえればと思います」とメッセージを寄せている。

なお、初回には、ゲストで、イケメン実業家・大貫研一役に袴田吉彦、その愛人・吉岡久美役に大西礼芳、久美の元婚約者・蛇島役に六角慎司と個性派俳優陣が登場する。

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