スペイン1部アトレチコ・マドリードが同ビリャレアルの同国代表FWジェラール・モレノ(28)の獲得に動き出したと、同国紙「マルカ」が報じた。
モレノは今年1月上旬までU―24日本代表MF久保建英(19=現ヘタフェ)が所属したクラブのエース。現役のスペイン代表として今夏の欧州選手権のメンバー入りが確実視されている。今季はリーグ24試合で19得点とバルセロナFWリオネル・メッシ(33)に次いで得点ランキング2位につけている。
同紙によると、現在、2強を抑えてリーグ首位に立つAマドリードは来季に向けてストライカー補強をもくろんでおり、主力のウルグアイ代表FWルイス・スアレス(34)とポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(21)に続く存在として、モレノに照準を合わせているという。
ただ、ビリャレアルのフェルナンド・ロイグ会長は2023年6月末で契約のあるモレノの移籍金を1億ユーロ(約130億円)に設定されておリ、マルカ紙は「値下げについても拒否した」と報じている。資金難のAマドリードにとっては困難な交渉となりそうだ。