ソフトバンク・千賀が担架で緊急降板 左足首痛め歩行困難に

千賀は渡辺の打球を好捕するも左足首を痛めて交代した

ソフトバンクのエース・千賀滉大投手が、6日の日本ハム戦(札幌ドーム)でアクシデントに見舞われて緊急降板した。

ふくらはぎの不調で出遅れており、この日が今季初登板だった。満を持してのマウンドで5回を終えて3安打無失点。直球の最速159キロをマークするなど圧巻の投球だった。

しかし、6回一死に渡辺の投手ライナーを捕球した際にアクシデントに見舞われた。とっさにグラブを出して体勢を崩しながらもダイレクトキャッチしたものの、着地の際に左足首をひねりグラウンドに倒れ込んだ。左足を動かすことができず、そのままマウンド付近から担架で運ばれた。

現状についての球団の発表によると、左足首に痛みがあり歩行困難なため、札幌市内の病院で受診をする予定だという。

この日までチームは5連敗を喫していた。嫌な流れを完全に食い止める好投を見せたエースが心配な事態だ。

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