働くことに悩みを抱えている人の就労を支援する「佐世保若者サポートステーション」(サポステ)が長崎県佐世保市松浦町から同市上京町に移転した。
サポステは、15~49歳を対象にした就労支援機関。厚生労働省が2006年度から各地のNPOなどに運営を委託して開設し、1日現在で計177カ所設置した。県内では長崎、佐世保、五島の3市にある。
本年度から2年間、長崎市のサポステを運営するNPO法人「心澄(しんじょう)」(宮本鷹明理事長)が佐世保のサポステも運営することになった。これに伴い、拠点を今月1日に移転。不登校やひきこもりの当事者らを支援する佐世保市のNPO法人「フリースペースふきのとう」と協力し、キャリアカウンセラーなど約20人が支援に当たる。
「ふきのとう」理事長で、佐世保のサポステ統括コーディネーターを務める山北眞由美さん(76)は「就労に悩みを抱える人たちの支援体制を強化したい」と話した。
受付時間は午前10時~午後5時。休日は水曜、日曜、祝日。問い合わせは佐世保若者サポートステーション(電0956.25.3490)。夜間は山北さん(電090.3734.1988)が対応する。
佐世保の就労支援サポステ移転 NPO「ふきのとう」と協力
- Published
- 2021/04/06 23:32 (JST)
- Updated
- 2021/04/07 13:08 (JST)
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