FMブルー湘南の防災番組4年目 横須賀市消防が情報発信 「コロナ禍で多くの課題直面」

防災の情報などを話す市消防局の高野さん=FMブルー湘南

 神奈川県横須賀市を拠点とする地域ラジオ放送「FMブルー湘南」(同市大滝町)の番組「情報最前線119」が放送4年目を迎えた。市消防局の職員が防災に関する準備や心構えなどを発信しており、6日は市消防局総務課の高野健太さん(35)が生出演して同局の業務などを語った。

 高野さんはパーソナリティーの武田深雪さんとやりとりしながら、2020年の救急出動件数が約2万4千件と前年に比べ大きく減ったことや、今月から導入された県内初の「機動救急隊」について説明。「コロナ禍で市消防局も多くの課題に直面し、職員一丸で新しいことに挑戦している。一緒に厳しい状況を乗り越えましょう」と呼び掛けた。

 番組は18年4月にスタート。毎週火曜の午前9時35分から5分程度放送され、通常は市消防職員が電話で出演している。武田さんは「会話を楽しむようにしながら、市民の方に(消防の情報を)知ってもらえれば」と話していた。

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