巨人・井納がまたも不安残す…二軍戦で7回6失点「慎重に行きすぎた」

巨人・井納

巨人の井納翔一投手(34)が、7日に行われたイースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ球場)に先発し、7回を投げて6失点。またも不安を残す内容に終わった。

この日も立ち上がりから苦しい投球となった。初回二死走者なしの場面で福田に先制弾を許すと、続く福田光に内野安打、井上に中前打、加藤には四球を与えて満塁のピンチ。なんとか佐藤を左飛に抑え、この回こそ追加点は許さなかったものの、悪い流れは断ち切れなかった。

2回一死走者なしの状態から8連打であっさり4点を失うと、その後も味方の失策も絡んで計5失点。3回以降はなんとか立て直して無失点に抑えたが、2回途中5安打4失点KOとなった一軍での前回登板(中日戦・3月31日)と同様、試合序盤の大量失点が目立った。

登板後、井納は「最初は慎重になりすぎたり、丁寧に行きすぎた部分がありました。3回以降は大胆に行けたことでリズムも取り戻せたと思います。次回は最初からできるようにしたいです」と反省。首脳陣からの期待も大きい新戦力だけに、次戦こそは立ち上がりからの安定した投球が求められる。

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