長崎歯科衛生士専門学校入学式 54人が晴れやかに第一歩

教員らと笑顔で記念写真に納まる新入生=長崎市、県歯科医師会館

 長崎歯科衛生士専門学校(宮口嚴校長)の入学式が7日、長崎市茂里町の県歯科医師会館であり、18歳から37歳までの54人が口から全身の健康を守る専門家を目指して、第一歩を踏み出した。
 宮口校長は式辞で「患者さんの健康と生活の質を支え、寄り添うことが求められる。幅広い知識を蓄えてほしい」と激励。新入生代表の石田莉加さんは「歯科衛生士としての専門知識を習得するため一生懸命勉学に励む」と宣誓した。
 新入生は緊張した表情ながらも式が終わった後の記念撮影では晴れやかな笑顔で教員らと写真に納まった。54人は基礎的な知識を学んだ後、2年生の秋ごろから約1年間、現場で実習。最終学年の3年生で国家試験合格を目指す。
 新型コロナウイルス感染防止のため、保護者は別室で式の様子を見守った。

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