数多の名所・旧跡に50万本のひまわり畑…!柳川市長選は新人と現職の一騎打ち

4月4日に告示された柳川市長選には、新人の松藤政司(まつふじ・まさつぐ)氏(61)、現職の金子健次(かねこ・けんじ)氏(72)の無所属2名が立候補しました。投開票は4月11日に行われます。

8年振りの選挙戦となった今回は金子市政の是非、人口減少対策、新型コロナウイルスの影響を受けている観光振興などが主な争点と考えられます。

外からの目線で現状を打破し、故郷の浮揚を目指したい

松藤氏は柳川市生まれ、明治大学政治経済学部経済学科卒業。日本経済新聞社に入社し、商品市場やITなどの分野を担当、「日本経済新聞」「日経産業所聞」「日経MJ」などに執筆しました。佐賀支局長、堺支局長、姫路支局長、大津支局長を歴任。2020年9月末に退職し、2020年5月から2021年3月まで立教大学嘱託講師を務めました。

松藤氏は以下の政策を掲げました。

・企業誘致による雇用確保、新たな産業の創出により、若者の定住促進を図る
・安心して働き、住める街をつくる
・市が主導して人と仕事を結びつける

市民が「柳川が大好き!」と笑顔で語れる柳川を、次の世代へ引き継ぎたい

金子氏は旧 三橋町生まれ、福岡大学商学部商学科卒業。柳川市に入庁し、福祉事務所長、議会事務局長を歴任。2009の柳川市長選に初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

金子氏は以下の政策を掲げました。

●新型コロナ感染症や災害から市民を守り誰もが安全で安心できるまちづくり
・感染防止対策を進め、市民と事業者を守るための対策を進めます。
・災害のないまちのため、高潮対策、河川の改修、自主防災活動を強化します。
・通学路・危険道路に道路反射鏡やガードレール等の整備を進めます。

●柳川の子育て、暮らしに幸せを感じる人づくり
・新しい子育て拠点施設の建設、学童保育所など子育て支援を充実させます。
・結婚・出産のサポート事業を推進し、出生率の向上を目指します。
・若い世代を応援するため、就業支援や女性の再就職支援を行います。

●水郷柳川の風情や快適さに共感し人を惹きつけるまちづくり
・コロナ禍で地方の豊かさが再認識される中、柳川暮らしの魅力を発信します。
・掘割保全のため、美化活動、川下りコースの景観を向上させます。
・コミセン等を活用し、認知症予防等を行い健康寿命の延伸を目指します。

ほか

 

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