【ドラゲー】土井成樹が復帰戦でR・E・D撃退 新ユニット加入せず盟友・吉野正人を待つ!

コーナーのKAI(左)を攻める土井成樹

肘部管症候群による尺骨神経手術のため1月から欠場していたドラゴンゲートの土井成樹(40)が、9日の後楽園大会で復帰した。

YAMATO(39)、ドラゴン・キッド(45)と組み、メインの6人タッグマッチに出場。昨年12月の神戸大会で右ヒジを破壊したSB KENTo(21)の他、Eita(29)、KAI(37)の極悪軍団「R・E・D」と激突した。

土井は極悪軍団3人がかりの攻撃に序盤から苦しみ、その後は場外乱闘に発展。リング上に誰もいないまま20カウントが数えられ、両軍リングアウトが告げられた。

すると土井は引き揚げようとするR・E・Dに「帰るんやったら帰れ。お前らの代わりなんていくらでもいる」と挑発し、憤慨した極悪軍がまたも乱闘を仕掛ける形で再試合に突入した。

土井はYAMATOとの連係でKAIを痛めつけるなど、ブランクを感じさせない動きを披露。最後はKENTоと誤爆して白い粉まみれになったKAIから3カウントを奪った。

試合後はYAMATOから新ユニット「ハイエンド」入りの打診を受けるも、負傷箇所の首の不調で1月から欠場中の盟友・吉野正人(40)への思いから「くさっても俺らは土井吉。引退まであと何試合できるか分からないが、最後まで近くにいる存在でありたい。今はユニットどうこう言っている場合じゃない」と語り、8月1日神戸ワールド記念ホール大会で引退する盟友のために個人闘争を誓った。

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