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有機農法で栽培された平戸ニンニクの芽摘み会が長崎県平戸市鮎川町の畑であり、市内の女性グループが摘み取りを体験した。
同市南部地区生産者グループが企画した。平戸ニンニクは、温暖な地域向きの品種で味、香りが強いのが特徴。成長を促すため芽を摘み取り、芽摘みから2週間ほどでニンニクとしての出荷時期を迎える。
摘み取った芽は、野菜炒めなどに適しているという。平戸ニンニクの芽、平戸ニンニクは同市田平町の平戸瀬戸市場に出荷。市のふるさと納税の返礼品にも採用されている。
参加者は畑で1株ずつ丁寧に芽摘み。自営業の女性(69)は「初めての芽摘みは楽しかった。おいしくいただきたい」と話した。約5年前から有機栽培に取り組む「有機農園ひらんの里」の宗田摩哉代表は「有機栽培はとても手間が掛かる割に、収量は少ない。平戸ニンニクのおいしさを多くの人に知ってほしい」とアピールした。
問い合わせは平日午前8時~午後6時、同農園(電0950.29.9003)。