【WWEレッスルマニア】中邑真輔の盟友・セザーロがロリンズに敵討ち成功

セザーロはロリンズをセザーロスイングに捕らえ、中邑のかたきを取った(©2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【フロリダ州タンパ10日(日本時間11日)発】WWEの祭典「レッスルマニア37」(10、11日)初日大会が当地のレイモンド・ジェームス・スタジアムで開催され〝キング・オブ・ストロングスタイル〟こと中邑真輔(41)の盟友セザーロ(40)が〝救世主〟セス・ロリンズ(34)を撃破。盟友のリベンジに成功した。

ロリンズは3月20日「ファストレーン」で中邑を撃破。相棒のセザーロが盟友のかたきを討つために立ち上がり、かねて遺恨が続いていた救世主との一戦が実現した。

ロリンズはコーナーに叩きつけるパワーボムで先制するが、セザーロは長いリーチを有効に使ったアッパーカット式のエルボーで対抗。それでもロリンズは雪崩式脳天砕きからファルコンアローで反撃する。

しかしタフなセザーロは独特のエルボーからセザーロスイング(ジャイアントスイング)9回転からシャープシューター。窮地の救世主は必殺のニュートライザー(変型顔面砕き)を回避すると、驚異の回転式フロッグスプラッシュで反撃。これをカウント2・9で返したセザーロは、強引な体勢からニュートラライザーを決めた。

追い込まれてからが強いロリンズはペディグリーで反撃。ところがトドメのストンプ(踏みつけ攻撃)をかわされると、セザーロは肩に担いでエアプレーンスピン5回転。さらにはセザーロスイング12回転からのニュートラライザーで3カウントを奪い、盟友・中邑のかたき討ちに成功。リング四方の大観衆に勝利の雄叫びを上げていた。

「レッスルマニア37」2日目大会(11日)は日本時間12日にWWEネットワークで配信される。

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