11日の阪神競馬場で行われた牝馬クラシック第一弾・GⅠ第81回桜花賞(3歳牝馬、芝外1600メートル)は、白毛のアイドルホース・ソダシ(須貝)が、好位から抜け出して、1分31秒1のコースレコードで快勝。白毛馬初のクラシック勝利を成し遂げるとともに、昨年のデアリングタクトに続く史上8頭目の無敗の桜花賞馬となった。
ソダシの鞍上・吉田隼人ジョッキーの勝利騎手インタビュー・一問一答は以下の通り
――ゲートがひとつの課題だったが
吉田隼 そこまでイヤイヤしていなかったですし、ゲート裏を回っている時の雰囲気もこの前(阪神JF1着)より良かったので。厩舎スタッフのおかげでいい感じで挑めました。
――道中は非常にいいリズムでしたか
吉田隼 そうですね。形が決まってからは、あとは馬と呼吸を整えて。
――最後の直線では
吉田隼 自分の手応えも十分だったんですけど、もう周りを確認する余裕もありましたし。最後はこれだけ高速馬場だったので、ちょっと分が悪いかなと思ったんですけど、本当に馬の力に助けられました。
――外からサトノレイナスが追い詰めてきましたが、見えていましたか
吉田隼 はい、見えていました。なんとか我慢してくれと思いました。
――無敗で挑むクラシックでプレッシャーもあったと思いますが
吉田隼 はい、プレッシャーはありました。周りからも話題だけで本当に強いのかっていう感じで見られていたので、なんとか見返してやろうっていう気持ちで。本当に実力もつけてくれて、自分が思っている以上に馬が成長してくれているんだと思います。
――距離はどれぐらい延びても大丈夫そうですか
吉田隼 今のところ本当にお利口さんに競馬できているので。ここを勝ってくれたので先は無限大にあると思います。
――ジョッキー自身も初クラシック勝利でした
吉田隼 ジョッキーになって挑戦することはあったんですけど、やっぱり、これだけの馬を乗せてもらって挑むということは本当に光栄なことなので。それでしっかり結果を出せたということは僕の財産にもなりますし、さらに頑張ろうという気持ちにもなります。
――最後に全国にいるソダシファンに向けてメッセージを
吉田隼 これからも期待を裏切らないように、人馬ともに頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願い致します。