12年ぶり佐世保公演 さだまさし 新アルバム引っ提げて

「佐世保は思い出深い場所」と語るさだまさし=県庁

 長崎市出身のシンガー・ソングライター、さだまさしの佐世保公演(長崎新聞社など主催)が6月18日午後6時から、佐世保市三浦町のアルカスSASEBO大ホールで開かれる。同市での公演は12年ぶり。長崎新聞の取材に対し、さだは「佐世保はアマチュア時代にコンサートを開いた思い出深い場所。力の入ったステージを披露したい」と意気込む。
 21日にリリースされるセルフカバー・アルバム「さだ丼~新自分風土記Ⅲ~」(ビクターエンタテインメント・3850円)を引っ提げての全国ツアー。アルバムには先行配信中の「奇跡2021」をはじめ、「無縁坂」「案山子(かかし)」「関白(かんぱく)宣言」「道化師のソネット」など全14曲を収録。「元曲のイメージは壊さないようにしつつ、歌や演奏を録り直した。こういうアルバムを待っていたファンも多いのでは」と手応えを語る。公演では円熟した演奏で、数々の代表曲を堪能できそうだ。
 チケットは全席指定8800円。本紙読者の先行予約は24日午前10時~25日午後11時59分、チケットぴあ特電(0570.029.901)で受け付ける。非通知設定の電話などからは通話不可。1人4枚まで予約可能。規定枚数に達し次第終了。一般発売は5月22日からローソンチケットなどで取り扱う。問い合わせはキョードー西日本(電0570.09.2424)。


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