森保監督が本田圭佑のプレーを高評価「攻撃の起点になっていた」五輪代表入りの基準も示す

オンラインで取材に応じる森保監督

日本代表と東京五輪代表を兼務する森保一監督(52)が、アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーのMF本田圭佑(34)を高く評価した。

本田は4日のスムガイト戦で新天地デビューを果たし、10日のガバラ戦ではフル出場した。

13日にオンラインで取材に応じた森保監督は「本田については2試合とも確認した」と映像でチェックしたという。そのうえで「本人は得点はできなかったけど、得点のチャンスがあったり、よくボールが集まってきてチャンスメークをしている。すごく攻撃の起点になっていた印象」とその活躍ぶりを称賛。待望の新天地初ゴールこそ生まれていないが、本田の特長であるゲームメークの面で攻撃を力強くけん引していると評した。

本田は東京五輪代表のオーバーエージ(OA)枠入りを目指すと公言している。指揮官はこの日OAについて「絶対的に戦力になることと、五輪年代の経験が浅い選手に背中で見せて言葉で伝え、彼らの成長を促すことができる選手を使いたい」と基準を示した。本田が森保監督の求める活躍を見せられるか今後のプレーに注目が集まる。

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