アゼルバイジャン1部ネフチ・バクーの元日本代表MF本田圭佑(34)を、対戦経験のある同国代表選手が酷評した。
同国でライバルチームのサバイルに所属するFWラウフ・アリエフ(32)は、2012年5月に日本で行われた日本代表との親善試合にアゼルバイジャン代表の一員として出場。本田とピッチ上で対戦している。
ロシアメディア「アゼリスポーツ」に対し、本田の全盛期を知るアリエフがその現状について見解を語った。
「アゼルバイジャンで本田などのサッカー選手のパフォーマンスは、より宣伝的な性質が強いものだ。これは、私たちのサッカーへの関心を高めるという点で役に立つ可能性があると彼ら(クラブ)は言っている」と知名度の高い選手がリーグを盛り上げるというクラブ側の説明を示した上で、それに真っ向から反対する。
「そのようなスターはアゼルバイジャンでプレーすることは、私の意見では必要ない。このお金を使って若い選手を教育すれば、もっとリーグ全体が良くなるだろう」と本田のような話題先行の存在は不必要と断じた。
さらに以前の本田と対戦した経験から「たしかに、私は日本とアゼルバイジャンの試合で彼と対戦した。しかしおそらく、今ここにいるのは同じホンダではない。彼は歳をとった」とバッサリ。年齢による衰えから本田のアゼルバイジャンでの活躍は難しいとの見通しを語った。
アゼルバイジャン代表で活躍した有名ストライカーによる厳しい指摘。本田はそれを覆す活躍を見せられるか。