流鏑馬、藤沢で初開催へ 武者行列の源頼朝役につるの剛士さん コロナ収束願う

流鏑馬の開催を発表する藤沢市観光協会の湯浅会長(右端)と江島神社の相原宮司(左から2人目)ら=藤沢市役所

 藤沢市観光協会は13日、市内初の流鏑馬(やぶさめ)を片瀬海岸西浜で5月8日に開催すると発表した。勇壮な神事に新型コロナウイルス感染症収束の願いを込める。

 江島神社(同市江の島)を出発する武者行列では、ふじさわ観光親善大使のタレントつるの剛士さんが源頼朝役を、鈴木恒夫市長や藤沢商工会議所の増田隆之会頭らが重臣役を務める。

 馬場は新江ノ島水族館前の海岸に設置。全長300メートルで、80メートル間隔に一の的から三の的を置き、流鏑馬隊が続々と海岸を疾走する馬上から弓を放つ。会場では観客への検温・アルコール消毒をはじめ、「3密」を回避する動線など新型コロナの感染対策を徹底する。

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