小此木八郎内閣府特命担当相・国家公安委員長(衆院神奈川3区)は13日の閣議後会見で、11日に亡くなった元自民党神奈川県連会長・梅沢健治氏を「誰にでも慕われた『市井(しせい)の人』だった」と惜しんだ。
父・彦三郎氏(元通産相)の盟友。その父亡き後の親代わりの存在で「おやっさん」と呼んでいた。亡くなった当日に弔問に駆け付けている。「私にとって大切な人だから」とコロナ禍での面会を遠慮していたといい、「久しぶりの対面がこういう形になってしまった。いつ以来か思い出せないぐらい直接会っていなかったことが本当に残念で・・」と声を詰まらせた。
井戸の回りに人が集まる「市井」の意味を引いて「人情の機微を知って事を行い、自然とみんなの信頼を集めていた」と回顧。「その姿勢に学び、引き継いでいきたい」と結んだ。