「聖火リレー、現在の感染状況であれば実施」 沿道の密集回避徹底 長崎県知事

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 聖火リレー実施の大前提となるのが新型コロナウイルス感染症対策。14日の会見で長崎県の中村法道知事は「現在の感染状況であれば実施できると考えている」とした上で、今後さらに感染状況が深刻化した場合は「(公道でのリレー)中止を含めて検討する必要がある」との認識を示した。
 県スポーツ振興課によると、実施時点で本県に緊急事態宣言やまん延防止等重点措置などが出されている場合、公道でのリレーを取りやめ、各日の最終地点での点火セレモニーのみを無観客で実施する方針。
 リレーは東京五輪・パラリンピック組織委員会が示した感染対策に基づき実施する。居住地以外からの観覧は控えてもらうよう事前周知を図り、観覧者にはマスク着用と大声を出さないように要請。著名人ランナーは公道ではなく、入場制限ができる公園など広い場所を走り、事前に走行区間の発表は控える。走行の様子はインターネットのライブ中継でも配信される。
 出発式や最終地点で聖火到着を祝うイベント「セレブレーション」は事前予約制。ランナーには走行2週間前から会食や人出の多い場所への外出を控えてもらい、体調管理チェックシートの記入も求める。県外から参加するランナーには走行前の72時間以内に検査を受けてもらうよう促す。
 当日の沿道では県、県警、各市町が連携し、密集回避を徹底。中村知事は「多くの人が来る可能性はある。事前に沿道の状況を確認しながら過密にならないよう臨機応変に対応していく」と述べた。