イブラヒモビッチがFIFA規定違反か 最大3年間の出場停止も

イブラヒモビッチ(ロイター)

イタリア1部ACミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(39)が3年間の出場停止となる可能性が出てきた。

スペイン紙「アス」はスウェーデン紙の情報をもとにし、イブラヒモビッチがスポーツベッティング会社「Bethard」の株主だった報じた。選手がベッティング会社と金銭的な利害関係を持つことを禁止している国際サッカー連盟(FIFA)の倫理規定に違反しているとし、罰金や出場停止になる可能性があるという。

「アス」紙によると、イブラヒモビッチが設立した会社が「ゲームデイググループPLC」社の株式を10%を所有しているが、同社はスポーツベッティング会社「Bethard」の唯一の株主で、2019年には約3000万ユーロ(約39億円)の利益を上げているという。

またスウェーデン代表に電撃復帰したイブラヒモビッチが、今後のカタールW杯欧州予選に参加した場合、FIFAのルールに違反したと認定されるとし、罰金とともに「最大で3年間の出場停止」の処分が下されると伝えている。

今季限りで契約満了となるイブラヒモビッチはACミランと2022年6月末までの契約延長に向けて最終段階にあると各メディアで報道されているが、処分次第では選手のキャリアにも影響は及びそうだ。

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