スールシャール、恩師ファーガソンの逆鱗に触れた現役時代を回顧「勝つためにレッドを受けたけど…」

 マンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督は、サー・アレックス・ファーガソンの逆鱗に触れた現役時代を振り返った。

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 スールシャール監督は3-1で勝利したトッテナム・ホットスパー戦で、審判を惑わすようなプレーをしたソン・フンミンを批判。ジョゼ・モウリーニョ監督が反論するなど、因縁が生じる事態に発展した。そんな中スールシャールは、選手時代の出来事が、監督としてシニカルなプレーに対するスタンスに影響を与えたと回顧。きっかけは1998年のニューカッスル・ユナイテッド戦でロブ・リーにわざとファウルを犯しレッドカードを受けた際、ファーガソンに言われた言葉だと明かした。

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「勝つためにレッドを受けた時、私はチームのために正しい事をしたと思っていた。しかし試合後、サー・アレックスに“マンUではそのような勝ち方はしない”と言われたんだ。それ以来、私はその言葉を守ってきた。正しい方法で勝ちたいのであって、相手が誰であろうと関係ない。どの監督もある種の価値観を持っていると思う。他の人がそうでないと言っているのではなく、全ての監督が正しい方法で勝ちたいと思っている」。

スールシャールがファーガソンの逆鱗に触れた現役時代を回顧 Photo Stu Forster

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