自閉症や発達障害などさまざまな障害について理解を深めてもらおうと、高鍋町北高鍋の書店TSUTAYAたかなべ店で、関連の書籍約30点やDVDなどを集めた特設コーナーがつくられている。30日まで。
世界自閉症啓発デー(2日)や発達障害啓発週間(2~8日)が設けられている今月を「障害者月間」と位置付け、町障がい者(児)等基幹相談支援センターが企画。同店や町内の障害者団体などが本を選んだり、本などの魅力を短い言葉やイラストで伝えるポップを作ったりして協力した。
特設コーナーは1日から設けられ、工夫されたポップや著者のメッセージが目を引く。並べる本やDVDは随時入れ替えており、同店の牧ひとみ店長代理は「もともと興味がある人が多かったのか、本がかなり売れている。誰もが暮らしやすいまちづくりの一助になれば」と話していた。
障害者理解へ特設コーナー 高鍋の書店、30日まで
- Published
- 2021/04/15 19:44 (JST)
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