五島市職員12人 会食で厳重注意 3月末に送別会

 長崎県五島市は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため10人以上の会食の自粛を呼び掛ける中、市水産課の課長や職員計12人が会食したとして厳重注意したと発表した。
 市総務課によると、12人は3月29日午後6時から3時間、市内の飲食店で送別会を開いた。2次会は開かず、会食を原因とした感染はない。
 市に投書があり調査した。市はあらためて全職員に、10人以上の会食などを当面禁止するよう通知した。野口市太郎市長は「率先して感染防止に取り組むべき職員として不適切な行動。市民におわびし全職員の綱紀粛正を徹底する」とコメントした。

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