自然豊かで海産物も豊富!西海市長選は現新3人の争い

4月11日に告示された西海市長選には、新人の田崎耕太(たさき・こうた)氏(38)、現職の杉澤泰彦(すぎざわ・やすひこ)氏(68)、新人の岩本利雄(いわもと・としお)氏(78)の無所属3名が立候補しました。投開票は4月18日に行われます。

今回は杉沢市政の是非、人口減少対策、地場産業の振興策などが主な争点と考えられます。

地方創生ではなく「革命」により町づくりを行いたい

田崎氏は旧 西彼町出身、神奈川大学卒業。中学・県立高校講師を経て、2013年から西海市議を2期務めました。

田崎氏は以下の政策を掲げました。

・農林水産業の振興は、今ある果物や水産物などの振興を重点的に行う
・産業を活性化し雇用を確保する
・高校通学の地理的な負担の軽減策を講じ、小中一貫校や学習塾の併設を検討する
・新庁舎の建設により、自然体のまちづくりの動機づけにする

 

市民目線の行政をさらに進め、「人が育つ西海市」の実現を

杉澤氏は旧 崎戸町出身、早稲田大学卒業。旧 崎戸町議、西海市議を経て、2017年の西海市長選に初当選しました。今回は2期目への挑戦となります。

杉澤氏は以下の政策を掲げました。

・洋上風力の誘致、森林資源の活用と合わせて2050年の脱炭素社会実現のモデル都市を目指す
・地域医療の体制維持
・出産前後から高校卒業までの切れ目ない子育て・教育支援
・農林水産、商工業の活性化
・防災拠点づくり
・島の暮らし支援
・情報通信技術(ICT)の発達に伴い、起業したい人材に移住してもらえる環境も整え、人口減少に歯止めを掛ける
・市民サービスは各町総合支所のネットワークとの両輪で市民の利便性を高める

 

人口減少対策を徹底的にやりたい

岩本氏は旧 西海町出身、海技大学校卒業。大島造船所社員、旧 大島町議を経て、2005年から現 西海市議を4期連続で務めました。

岩本氏は以下の政策を掲げました。

・人口減少対策として、子育て世代の中途採用、空き家をリフォームしUターン、Iターンの家族を迎える
・新庁舎建設よりも人口減少対策を優先させる

 

© 選挙ドットコム株式会社