市名のよみは「たけた」です。竹田市長選は新人3名の争い!

4月11日に告示された竹田市長選には、自民党が推薦する土居昌弘(どい・まさひろ)氏(51)、阿南修平(あなん・しゅうへい)氏(70)、坂本イツ子(さかもと・いつこ)氏(76)の無所属新人の3名が立候補しました。投開票は4月18日に行われます。

今回は新型コロナウイルス対策、人口減少対策などが主な争点と考えられます。

農地の可能性を広げ、いのち輝く竹田に

土居氏は竹田市出身、大分大学経済学部卒業、大分大学大学院修士課程修了、中央仏教学院通信教育部卒業。近畿日本ツーリスト社員を経て、旧 竹田市議を1期、新設合併後の竹田市議を1期務めました。2009年から大分県議を4期連続で務めました。

土居氏は以下の政策を掲げました。

いのち輝く竹田市
・農業基盤の整備を進め、農地の可能性を広げる
・水田畑地化などにより、園芸品目の生産体制を支援する
・小規模繁殖農家も含め、肉用牛繁殖体制を強化し、増頭や肉質改善を図る
・林業の伐採搬出作業の安全確保と植林育林体制の充実を図る
・中九州横断道路を活用するなどして、戦略的、効果的な企業誘致を推進する ほか

いのち守る竹田市
・竹田市の行財政改革(組織のあり方、歳入確保、歳出の見直し、資産マネジメント強化など)を進める
・コロナ対策ワクチン接種を円滑に進めるとともに、疲弊した業種を支援する
・玉来ダムの一刻も早い完成を目指す
・防災減災教育を進めるとともに、防災対策体制の充実を図る
・人口減少社会に抗することと、合わせることをともに推進する

いのち育む竹田市
・竹田市を成長させるため、市民とともに長期総合計画を策定し、着実に進捗させる
・いのち育む100年計画の視点から、それぞれの世代ごとの育ちを深める
・違いを認め合い、多様性を地域の力にする
・幼児教育から学校教育まで、学びに向かう力(能動的な学び)の習得を目指す
・GIGAスクール構想を竹田方式で具現化し、ICT教育で創造力を育む ほか

 

若者とともに竹田市を盛り上げたい

阿南氏は早稲田大大学院修了。電電公社職員を経て、電気通信会社理事、スリランカテレコム社長を歴任しました。竹田市長選は2017年に続く挑戦となります。

阿南氏は以下の政策を掲げました。

・少子高齢化に歯止めをかけ、市を地方創生の成功例にしたい
・観光客や企業誘致
・地元特産品の販売強化
・地元文化の情報発信

市民一人一人が幸せになるよう、まずは市職員の意識改革を

坂本氏は大分県立竹田高等学校卒業。製薬会社員、演歌歌手を経て、小型船舶製造会社理事を務めています。竹田市長選は4度目の挑戦となります。

坂本氏は以下の政策を掲げました。

・市職員の意識改革に取り組み、「自分さえ良ければいい」という考え方を改め、不平不満を言わず感謝の心を持つようにする

 

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