12安打10得点でエンゼルスが快勝 大谷は4打数1安打

【ツインズ3-10エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは2本塁打を含む12安打10得点と打線がつながり、ツインズに快勝。3連戦の初戦を制し、連敗を2でストップした。定位置の「2番・DH」でスタメン出場した大谷翔平は、ショートフライ、ショートゴロ、センター前ヒット、空振り三振で4打数1安打(打率.333)。6回裏にセンター前ヒットを放った際には好走塁で二塁まで進んで無死2・3塁とチャンスを広げ、マイク・トラウトの逆転2点タイムリーをお膳立てした。

ツインズ先発のルイス・ソープの前に3回まで最少打者数の9人で無得点に抑えられたエンゼルスだったが、4回裏二死から2・3塁のチャンスを作り、ジャレッド・ウォルシュのタイムリーで2点を先制。先発のアンドリュー・ヒーニーが6回表に一死1・2塁のピンチを招いて降板し、2番手のアーロン・スレガースがミッチ・ガーバーの2点タイムリー二塁打、ジョシュ・ドナルドソンのタイムリーでツインズに逆転を許したが、直後の6回裏にトラウトの2点タイムリーで再びリードを奪った。

7回裏には一死1・3塁からデービッド・フレッチャーのタイムリーで5点目を奪い、二死満塁となったあと、ジャスティン・アップトンが2号グランドスラム、ウォルシュが4号ソロと2者連続アーチ。一挙6点のビッグイニングとなり、勝利を決定付けた。

トラウトは日本時間4月14日のロイヤルズ戦で4三振を喫するなど「ミニスランプ」に陥っていたが、この試合では2打数1安打2打点2四球の活躍。今季はここまで打率.386、4本塁打、10打点、出塁率.526、OPS1.276と素晴らしい成績を残している。

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