楽天・石井一久監督（４７）が１７日の日本ハム戦（東京ドーム）で５回４安打３失点で敗戦投手となった田中将の投球に言及した。
この日の７５球を振り返った指揮官は「特別悪いとは思わなかった。若干ボールが高いかなと思ったが、ボール自体はそんなに悪い感じはなかった。実戦から（約１か月）離れていたし、アドレナリンが出るところも投球練習とは違うこれからうまくシーズンに入ってくれると思う」と田中将に対する信頼を強調した。
右ふくらはぎ痛からの復帰の過程で二軍での調整登板を行わず、この日の投球数のメドは「８０球」に設定していた。
石井監督は「最初の一歩を踏み出せれば徐々にシーズンに入っていける。結果は残念でしたが、初登板というところでボールが少し上ずっていたのかなと思う。足の方は問題ないというところで（今季初登板が）この日になったので、ここからは中６日ベースの中でしっかりと球数を増やしてシーズンにしっかり入ってくれると思う」と今後に期待していた。
