【春季神奈川大会】平塚学園、センバツ覇者に善戦 「バットは振れていた」

3度の同点に追い着き両手を挙げて喜ぶ平塚学園のベンチ=サーティーフォー保土ケ谷球場

◆東海大相模9-8平塚学園

 平塚学園は14安打8得点のパワフルな打撃で東海大相模を苦しめた。主将田中は「長い冬で練習した粘りを出せたが、やるからには勝ちたかった」と唇をかんだ。

 冬場に行ったスポーツメーカーの身体測定で、全身の筋力のチーム平均値が3年連続で全国1位を記録したという。八木監督は「執念の差はあったが、バットは振れていた」と手応えを口にし、田中も「常に力負けしない体をつくり、夏はもっと食らい付きたい」と雪辱を誓った。

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