【ノア】小峠篤司がGHCジュニア王座初防衛「最後は俺の意地が上回った」

小峠(右)は強烈なキックで仁王を攻め立てた

18日のノア・後楽園ホール大会で、GHCジュニアヘビー級選手権が行われ、王者の小峠篤司(35)が仁王(39)を下し、初防衛に成功した。

試合は一進一退の攻防となったが、15分を経過したところで雪崩式フランケンシュタイナーを決めるなど徐々に小峠がペースを握ることに成功。エプロンで体重の乗った危険なDDTをくらい大ピンチに陥る場面もあったが、最後はコーナー最上段に自ら登り、回転しながら仕掛けるローリング・キルスイッチ、さらに正調のキルスイッチと畳みかけて23分1秒で3カウントを奪った。

試合後は「防衛戦は簡単じゃなくて、仁王も20年を捨てる覚悟で来ているのを感じた。でも、最後は俺の意地が上回った。(今後も)誰でも来いという感じ。俺も覚悟を決めているから」と鋭い視線で前を見据え、長期政権を誓った。

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