【新型コロナ】神奈川の時短協力金、大幅遅れ 第6弾までで最大9割弱が未交付

神奈川県庁

 新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う営業時間短縮の要請に応じた飲食店などに神奈川県が支払う協力金について、支払いが大幅に遅れていることが19日、明らかになった。県が県議会産業労働委員会に報告した。

 県によると16日現在、第3弾(昨年12月7~17日要請)は申請1万765件のうち330件(3.1%)が未交付。第4弾(同18日~今年1月11日要請)は申請1万3490件のうち1322件(9.8%)が支払われていない。

 第5弾(1月12日~2月7日要請)は申請2万7429件のうち7795件(28.4%)、第6弾(2月8日~3月7日要請)は申請2万9017件のうち2万5378件(87.5%)が未交付のまま。第7弾(3月8~31日要請)については2万1298件の申請があり、支払いは始まっていない。第8弾(4月1~19日要請)はこれから申請を受ける。

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