新助っ人に強力な援軍だ。ヤクルトに今年から加入するリック・バンデンハーク投手(35)、ドミンゴ・サンタナ外野手(28)、ホセ・オスナ内野手(28)、サイスニード投手(28)が19日に東京都内で入団会見を行った。前ソフトバンクのバンデンハークは「ここにいられる機会をもらえて感謝します」と笑顔を見せ、サンタナも「チームに貢献したいと思っている」と意気込んだ。
そんな助っ人陣の中で来日前からすでに大きなアドバンテージを受けた選手がいる。前パイレーツのオスナだ。同じベネズエラ出身のアルバート・スアレス投手(31)と連絡を取り合っていた。これまで知り合いではなかったものの、関係者を通じて連絡先を交換した2人は数回メッセンジャーアプリで会話。スアレスは「ベネズエラにいた彼と電話しました」と明かし「オスナは話を聞くタイプ。米国と日本の練習の違いだったりを話しました。彼も受け入れる準備ができていると感じました」と好印象を抱いている。
オスナは「カルロス・リベロ(元ヤクルト)やアレックス・カブレラ(元西武)と連絡を取って『とても面白い経験ができる。楽しんでこい』とアドバイスをもらった」とも話したが、チームメートに味方がすでにいたというわけだ。メジャー通算24本塁打ながら2019年には2桁本塁打(10本)をマーク。「自分の強みは打撃。なるべく打点を上げてチームに貢献したい」と鼻息も荒く、チームに溶け込むのは早そうだ。