マンチェスターCが欧州スーパーリーグ撤退を発表 チェルシー、アーセナルも続くか

マンCが欧州スーパーリーグから脱退

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーは20日(日本時間21日)、クラブ公式ホームページで欧州スーパーリーグから脱退することを発表した。

18日に発表された欧州スーパーリーグ(ESL)創設にレアル・マドリード(スペイン)やマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)など12のビッグクラブが合意。ただ国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)はこの動きに反発し、今季の欧州チャンピオンズリーグからの追放や所属クラブの選手にはW杯参加を認めないなど、報復処置を検討していた。

ファン、サポーターからの批判も強まる中で、マンチェスターCは「クラブ声明」と題して「欧州スーパーリーグの計画を立てているグループから脱退するための手続きを正式に行った」と発表した。

英国ではESLに参加する“ビッグ6”への圧力が強まっており、すでにチェルシーやアーセナルが離脱を検討するなど、多くのクラブが参加に消極的な姿勢を見せて始めている。マンチェスターCが正式に離脱を表明したことでESLは早くも崩壊の危機を迎えそうだ。

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