横浜市は21日の市会市民・文化観光・消防委員会で、昨年7~10月に開催した現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2020」の収入が約10億4千万円を見込み、黒字となる見通しを示した。
新型コロナウイルス感染防止のために入場制限を実施したが、想定を約2万人上回る約15万人が来場。市の担当者は、「日時指定の予約制チケットが来場者に好評だった」と話している。
ヨコハマトリエンナーレは2001年に始まり、7回目となった昨年は7月17日から10月11日にかけて計78日間開催。市内の横浜美術館などを会場に69組の作家が出展した。