イングランドPLにセルティックとレンジャーズが参戦? もう一つの「スーパーリーグ」とは

レンジャーズとセルティックが参加する?(ロイター)

欧州スーパーリーグが事実上の崩壊に追い込まれる中、イングランド・プレミアリーグが「スーパーリーグ」として改革案を検討していると、英紙「サン」が22日に報じている。

同紙はクラブ関係者のは話とし「スーパーリーグが開催されるかどうかにかかわらず、プレミアリーグを変更して改善する必要があると私たちは感じています。レンジャーズとセルティックに開放する時が来ました。それは誰にとっても理にかなっているでしょう」と伝え、かねてプレミアリーグ入りを熱望しているスコットランドの2強が参戦するプランがあるという。

また、プレーオフ制度を導入し、トップ4によるタイトル争いを過熱させることを検討中で、そのために最上位リーグを現在の20チームから18チームに削減することが話し合われているという。

同紙は「それらを含めると、世界中のファン、スポンサー、放送局からの関心が急上昇する」とし、さらなるリーグの発展が期待できると、指摘した。

欧州スーパーリーグはイングランドの6クラブをはじめ、各クラブが撤退を表明。失敗に終わりそうだが「イングランド・スーパーリーグ」の実現度は高いという。

同紙は「世界的に非難されたスーパーリーグの修羅場とは異なり、拡大されたプレミアリーグは、FIFA(国際サッカー連盟)、UEFA(欧州サッカー連盟)、英国政府によって支援される可能性がある」と伝えており、再び離反するクラブが出ないよう、リーグ基盤の再強化を急ぐとみられている。

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