ブルージェイズが7投手の継投で勝利 澤村1.1回無失点

【ブルージェイズ6-3レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ブルージェイズはトレント・ソーントンから始まるブルペン・デーで試合に臨み、7人の投手が合計10安打を浴びながらも3失点と踏ん張ってレッドソックスに6対3で勝利。4番手のライアン・ボルッキが今季2勝目(1敗)、7番手のアンソニー・カストロがメジャー初セーブをマークしたほか、3人の投手にホールドが記録された。レッドソックスの澤村拓一は3点ビハインドの5回表二死1・2塁の場面で2番手として登板。1回1/3を無失点に抑えた。

ブルージェイズ先発のソーントンは2イニングを2安打無失点に抑えて自身の役割を果たし、2番手のトミー・ミローンにバトンタッチ。そこからデービッド・フェルプス、ボルッキ、ラファエル・ドリス、ティム・メイザとつなぎ、最後はカストロが締めくくった。打線はレッドソックス先発のギャレット・リチャーズから2回までに4点を奪い、9回表にはアレハンドロ・カークとランドール・グリチックの連続タイムリーで貴重な2点を追加。投打がしっかりと噛み合った結果の勝利だった。

澤村はリチャーズが2つの四球で二死1・2塁のピンチを招いた5回表途中から登板。ジョシュ・パラシオスをスプリッターで空振り三振に仕留め、ピンチを切り抜けた。続く6回表は先頭のルルデス・グリエルJr.にヒットを許したが、ダニー・ジャンセンをショートへの併殺打に仕留め、キャバン・ビジオは低めのスプリッターを振らせて空振り三振。打者4人に対して被安打1、奪三振2、与四球0、失点0という内容で今季の防御率は2.08となった。

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