横浜・本牧市民プールに新たな目玉 流れるプールやキャンプ場設置、23年供用開始へ

事業者が提案した「本牧市民プール」の再整備イメージ(横浜市提供)

 横浜市は21日、老朽化に伴い営業を休止していた本牧市民プール(横浜市中区)の再整備事業者に馬淵建設(同市南区)グループを選んだ、と発表した。流れるプールとウオータースライダーが常設されるほか、キャンプ場を新たに併設。2023年7月上旬の供用開始を予定している。

 市によると、昨年7月に入札公告を実施し、民間資金を活用した社会資本整備(PFI)方式で建設・運営などを行う事業者を募集。市民間資金等活用事業審査委員会での審査を踏まえ、馬淵建設を代表企業とした8社による企業グループを落札者として決定した。落札金額は約26億円。

 同グループの提案では、遊泳施設(敷地面積約2万平方メートル)内に流れるプールとウオータースライダーを常設。アトラクションプールと幼児用プールは仮設とすることで、夏以外にもプールエリアを活用しやすいようにするほか、バーベキューができるキャンプ場(同約1700平方メートル)を併設し、年間を通して利用を促していく。駐車場は管理用を含め165台を想定しているという。

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