虎との闘いはまだまだ続く――。巨人が22日の阪神との首位攻防戦(東京ドーム)に8―3で連勝を飾った。ゲーム差も「2」に接近。今季の対戦成績も3勝3敗の振り出しに戻した。
カード初戦こそ、好調・猛虎打線に5被弾を浴びて10失点と叩きのめされたが、この日は巨人が坂本、吉川、香月、梶谷による計4発の〝お返し弾〟で雪辱に成功。対戦前に阪神は独走状態に入りつつあったが、なんとか背後につけた格好だ。
原監督も「対戦成績が5分になったわけでしょう? まあまあこれから、まだまだ長い戦いが続くというところでしょうね」。次回の伝統の一戦は5月14日から3連戦。間隔は当分空くが、首位をめぐってお互いニラみ合いながらの戦いが続きそうだ。