3年に一度の「大地の芸術祭」やる?やらない?十日町市長選は現職と新人の一騎打ち!

4月18日に告示された十日町市長選には、現職の関口芳史(せきぐち・よしふみ)氏(62)、新人の樋口利明(ひぐち・としあき)氏(66)の無所属2名が立候補しました。投開票は4月25日に行われます。

今回は関口市政の是非、新型コロナウイルス対策、人口減少対策などが主な争点と考えられます。

「大地の芸術祭」はコロナに対応して継続を

関口氏は十日町市生まれ、東京大学法学部卒業。野村證券株式会社社員、株式会社関芳入社社員を経て、十日町市助役、三条市収入役を歴任。2009年の十日町市長選で初当選、以降3期連続当選しました。今回は4期目への挑戦となります。

関口氏は以下の政策を掲げました。

・今夏開催予定の「大地の芸術祭」は人口政策に効果があると考えられるため、ワクチン接種が進み安心して開催できる状況になればコロナの時代にふさわしいものにして開催する
・医療や在宅看護・介護の充実、医師や看護師の確保
・十日町出身学生への故郷応援ギフト、交流の継続

「大地の芸術祭」は延期し、コロナ対策は市民ニーズに応じる

樋口氏は十日町市出身、埼玉大学卒業。十日町市職員を経て、1995年の旧十日市市議選に3期連続当選しました。2005年の十日町市長選、2011年の新潟県議選に落選し、2017年の十日町市議選に返り咲き当選しました。

樋口氏は以下の政策を掲げました。

・新型コロナウイルス対策に最優先で取り組み、感染者の療養や高齢者対応などは市民ニーズに応じて対応する
・今夏に予定されている大地の芸術祭は延期する
・学区適正化計画の全面見直し

 

© 選挙ドットコム株式会社