ESL騒動の影響を受けるも…アルテタ監督はクラブやオーナーを擁護「何か理由があったはず」

 アーセナルのミケル・アルテタ監督は、サッカー界を揺るがした欧州スーパーリーグ(ESL)に言及した。

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 ESL参加に合意していたアーセナルは、サポーターや多方面から猛反発に遭い20日に撤退を表明。Twitterでファンに謝罪した。その後アルテタはオーナーのスタン・クロンケ氏から直接謝罪を受けた模様。週末の試合で騒動の影響に直面しなければならないと認め、これからも戦い続けると主張した。

「私たちが世界最高のクラブの一つであるのはこの歴史のおかげであり、否定する事は出来ない。世界中から受けている愛やサポートは決して偶然ではないんだ。今私たちはプレミアリーグで9位にいるが、欧州では準決勝まで進出している。常にベストを尽くすつもりだし、このクラブで指揮できることを誇りに思っている」。

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「この数日でいくつかダメージがあったのは確かで、再び不利な立場に立たされている。私がスーパーリーグの事を知ったのはニュースになる直前で、その後全てがコントロール不能になった。だが理解して欲しいのは、選手たちはこの件に関与しておらず、代償を払うのは公平ではないという事だ。オーナーと話したところチームを乱した事を謝罪していたし、メッセージを選手に伝えてほしいと言われた。このクラブで働いている人たちはプロフェッショナルだし、何かを始めようとする正しい理由があったのだと思う」。

アルテタがESL参加を表明したオーナーを擁護 Photo Robin Jones

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