衆院北海道2区補選に立候補|松木謙公(まつき・けんこう)氏の経歴・政策は?

吉川貴盛・元農林水産大臣の議員辞職に伴う衆議院北海道2区補欠選挙(4月13日告示、4月25日投開票)に立憲民主党元職の松木謙公氏(62)が立候補しました。松木氏は共産党道委員会・国民民主党・社民党から推薦を受けています。

なお、同選挙に立候補しているのは届け出順に、無所属新人の小林悟氏(59)、共産党道委員会、国民民主党、社民党が推薦する立憲民主党元職の松木謙公氏(62)、無所属新人の鶴羽佳子氏(53)、無所属新人の長友隆典氏(52)、日本維新の会新人の山崎泉氏(48)、NHK受信料を支払わない方法を教える党新人の齊藤忠行氏(29)の6名です。

北海道札幌市生まれ、青山学院大学を卒業。衆議院議員を4期務める

松木氏は1959年北海道札幌市生まれ、青山学院大学卒業。元官房長官・藤波孝生氏の秘書を経て、2003年の衆院選北海道12区に立候補し比例北海道ブロックで初当選。以降2005年、2009年と3期連続当選、2014年に4度目の当選を果たしました。また、2012年・2017年の衆院選、2013年の参院選にも立候補しましたが落選しています。

松木氏の政策とは

松木氏は自身のウェブサイトで以下の政策を公表しています。

地域経済を守る

・中小企業の再編・淘汰をすすめる政策に反対し、中小企業振興のため人材確保の支援と労働者の福祉向上を拡充します。
・地域公共交通の維持・活性化を図り、JR北海道への支援を強化します。
・北海道独自の政策推進のため、補助金の一括交付による自治体財源の確保を推進します。
新型コロナウイルス感染拡大により影響を受けた産業の再興を推進します。

国民本位の政治をめざす

・収賄事件は政権の体質そのもの
・官僚人事の支配による権力忖度や緩み、文書改ざん・破棄を質し、国民生活を支え機能する政治を実現します。

ジェンダー平等を実現

・選択的夫婦別姓を導入します。
・女性が個性と能力を十分に発揮できるようあらゆる分野のジェンダーギャップを是正します。
・LGBT差別解消を推進し、同性婚を可能とする法制化に取り組みます。

平和と環境

・憲法9条改悪に反対し、集団的自衛権行使は認めません。
・特定秘密保護法、共謀罪法は廃止します。
・再生可能エネルギーを積極的に導入し、将来的な脱原発を目指します。道内への放射性廃棄物の持ち込みは認めません。 ほか

所得格差を是正

・若者・女性・高齢者の就労支援の強化を図ると共に職業訓練・能力開発支援を拡充します。
・非正規労働者の賃金、労働条件等の処遇改善に努めます。
・外国人労働者、技能実習者の権利を保障し、適正な就労、実習環境を実現します。 ほか

子育てを支援

・高等教育無償化を推進し、給付型奨学金制度を大幅に拡充します。
・児童虐待を防止するため総合的な体制を確立します。
・子どもの貧困対策を強化します。高等教育に対する負担軽減等により貧困の連鎖を断ち切ります。 ほか

 医療・年金・介護を強化

・新しい感染症に対応するため医療・保健体制を強化します。
・介護専門職員の増員・待遇改善を実現します。
・老後の安心を確保し、年金を守る保障年金制度を創設します。 ほか

© 選挙ドットコム株式会社