聖火リレーの対策徹底 重要課題を確認 長崎県警署長会議

署長会議で訓示する早川本部長=県警本部

 長崎県警は23日、本年度初めての署長会議を本部で開き、東京五輪に向けた諸対策の徹底など当面の重要課題として7項目を確認した。
 新型コロナウイルス感染症対策のため、会場への出席者を署長や本部の部長ら約35人に限定し、会議の様子を映像で生配信した。
 早川智之本部長はゴールデンウイーク期間中に県内で聖火リレーがあることに触れ「安全と円滑を確保するため、重要性を認識し、諸対策を推進してほしい」と訓示。また今年の衆院選や地方選挙に向けた事前準備や厳正公平な選挙の取り締まりについて、関連情報の収集に努めるよう指導を指示した。
 他に重要課題として▽人身安全関連事案をはじめとする相談への迅速的確な対処▽交通死亡事故抑止対策の推進-などを挙げた。

 


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