先発アービンが6回途中1失点 アスレチックス12連勝

【アスレチックス3-1オリオールズ】@オリオール・パーク・アット・カムデンヤーズ

11連勝中と絶好調のアスレチックスは先発のコール・アービンが8安打を浴びながらも6回途中まで1失点に抑える粘りのピッチングを披露。リリーフ陣がオリオールズの反撃を封じ、3対1で接戦を制して連勝を12に伸ばした。アスレチックスが12連勝を記録するのは「マネーボール」で話題となった2002年に20連勝を達成して以来。4月の12連勝は2000年のブレーブス以来の快挙である。

アスレチックスは先発のアービンが1回裏二死1・2塁を無失点で切り抜けると、2回表に無死2・3塁のチャンスを迎え、セス・ブラウンのセカンドゴロとスティーブン・ピスコッティのタイムリーで2点を先制。アービンは2回裏と3回裏を三者凡退に抑えたあと、4回裏に二死2・3塁のピンチを背負ったが、ペドロ・セベリーノを空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

すると、5回表にラモン・ローレアーノの2号ソロが飛び出して3点目。アービンは6回裏一死満塁からセベリーノにタイムリーを浴びたところでマウンドを降りたが、2番手のユスメイロ・ペティートがピンチを切り抜け、3番手のJ・B・ウェンデルケン、4番手のジェイク・ディークマンとつないで3対1で逃げ切った。

オリオールズはアスレチックス(7安打)を上回る10安打を放ったものの、得点圏で9打数2安打に終わり、1点どまり。アスレチックスの連勝を止めることはできなかった。

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