レアルのジダン監督がUEFAの〝脅迫〟に不快感

ジダン監督(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)が、同クラブのフロンティーノ・ペレス会長主導の欧州スーパーリーグ(ESL)に端を発した欧州サッカー連盟(UEFA)の〝脅迫〟に不快感を示した。

UEFAは18日に発表されたESL創設に合意した欧州12のクラブに対し、制裁を示唆。中でも今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝を前に、勝ち上がったRマドリード、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー、チェルシーを大会から追放することまでに踏み込んでいた。

しかし結果的には今季の追放は回避されるものの、スペイン紙「マルカ」によると、ジダン監督は24日のベティス戦前の会見で「我々はCLを戦う権利がある。そんなこと(CLからの追放)はバカげた話だ。自分たちは準決勝に向けて準備していくだけだ」。追放の検討自体が気に入らないとの見解だ。

3シーズンぶりのCL制覇を狙うRマドリードは準決勝でチェルシーと対戦。27日にホームで第1戦、5月5日に敵地で第2戦が行われる。

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