13施設から2200点 長崎福祉の店「ふれあいショップ」  29日までイオン時津店

障害者施設で作られた製品が並ぶ、ふれあいショップ=イオン時津店

 長崎県内の障害者福祉施設で生産した製品を販売する長崎福祉の店「ふれあいショップ」(街かどのふれあいバザール運営委員会など主催)が、西彼時津町浜田郷のイオン時津店で開かれている。29日まで。
 自立・就労を目指し、さまざまな作業に取り組む障害者の製品を知ってもらおうと、約30年前から県内各地で実施。売り上げは働いた人たちの工賃に反映され、施設利用者の働く喜びにつながっているという。
 今回は同委員会を構成する県内78施設のうち、長崎市などの13施設が参加。布マスクやポーチなどの手芸品や雑貨、木工品のほか、農産物や菓子類など約2200点が並び、買い物客が商品を手に取って品定めしていた。
 陶器のマグカップを買った同町の主婦(36)は「一つ一つ丁寧に作られている。見ていて楽しい」と話した。

© 株式会社長崎新聞社