パドレスが6点差逆転勝利 タティスJr.は3試合5本塁打

【パドレス8-7ドジャース】(延長11回タイブレーク)@ドジャー・スタジアム

パドレスは6回終了時点で6点のビハインドを背負っていたが、7回表から3イニング連続で2点を奪って同点。延長タイブレークに突入した11回表にエリック・ホズマーの犠飛で勝ち越しに成功し、8対7で逆転勝利を収めた。これで敵地ドジャー・スタジアムでの4連戦は3勝1敗で勝ち越し。本拠地ペトコ・パークでの3連戦は1勝2敗で負け越したが、今季最初の7試合を4勝3敗で終えた。

STATS社によると、シーズン20試合以上を消化した時点で、敵地での試合で勝率7割以上のチームと対戦し、7回以降に6点差以上を逆転したのは、1918年7月9日(現地時間)のジャイアンツ以来103年ぶりだという。6回裏に5点を奪われ、万事休すかと思われたが、7回表に2点、8回表にも2点を返し、9回表一死1・2塁からトレント・グリシャムとマニー・マチャドの連続タイムリーで同点。11回表一死2・3塁からホズマーが放ったセンターへの犠飛が決勝点となった。

2試合連続で2本塁打を放っていたフェルナンド・タティスJr.(パドレス)は、この日も4回表の第2打席でセンター右への7号ソロ。大谷翔平(エンゼルス)、ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)らと並び本塁打数メジャー1位タイとなった。ビジターチームの選手がドジャー・スタジアムで3試合5本塁打を記録するのは史上初。また、ドジャー・スタジアムで3日連続本塁打を放つのは遊撃手では史上初の快挙だった(ドジャー・スタジアムで3日連続本塁打を放ったドジャースの遊撃手は過去に1人もいない)。

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