波佐見など3産地 オンライン陶器市 5月10日まで

「オンライン陶器市@エンニチ2021春」の画面(iBankマーケティング提供)

 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のiBankマーケティング(福岡市)は26日から、「オンライン陶器市@エンニチ2021春」を始めた。4回目となる今回は、長崎県の波佐見焼、佐賀県の有田焼、岐阜県の美濃焼の3産地、計27事業者が約500点を出品する。5月10日まで。
 iBankのオンラインストア「エンニチ」内に特集ページを設けた。人気商品をセットにして割引価格で販売するほか、初めてアウトレットを出品。商品説明欄に割安の理由を記載し、最大8割引きとした。送料無料の商品もある。
 過去3回は昨年の大型連休、7月、10~12月に実施。購入者の4割が関東、関西圏だったという。「波佐見陶器まつり」と「有田陶器市」は新型コロナウイルス禍で今年も延期、中止されることになり、同社は「オンライン上でできるだけ売り上げを支援したい」としている。

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