長崎市内 商業施設の飲食店 酒類提供取りやめも

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、長崎市内の主要商業施設では、県の要請に応じて飲食店の営業時間を短縮する動きが出ている。酒類の提供を終日取りやめる施設もある。
 アミュプラザ長崎(尾上町)は26日、飲食店の営業時間短縮期間を「4月28日より当面の間」と発表した。計約20店舗が対象。閉店時間は変更せず、午後8時以降はテークアウトのみに切り替えるコーヒーショップもある。大型連休期間中などに予定していたイベントの延期もあり、運営するJR長崎シティは「新型コロナウイルスの感染状況を見ながら、再び開催できるよう企画していく」とした。
 ゆめタウン夢彩都(元船町)は、利用客の密集を避け感染拡大を防ぐため、酒類の提供は終日しない。みらい長崎ココウォーク(茂里町)と長崎西洋館(川口町)も県の方針に従い、酒類提供を午後7時まで、飲食店の閉店を午後8時とする。

 


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