ソフトフランスパンのレシピ 一度に3種作れるアレンジも教えます!
日本人好みのソフトフランスパン
外側(クラスト)はパリッとして、中身(クラム)は弾力のあるソフトフランスパン。もちっとしたご飯が大好きな日本人が好む、しっとりもっちりとした食感が楽しめるパンです。 ソフトフランスパンは、本場のフランスパンをアレンジして生まれた、日本ならではのパンといえるのではないでしょうか。
今回はソフトフランスパンのレシピをご紹介。一度に3種類のソフトフランスパンが作れるアレンジレシピもお教えします!
基本のソフトフランスパンのレシピ
バゲットなどの本格的なフランスパンをプロのように焼き上げるのは、高い技術が必要。ですが、ソフトフランスパンならハードルがぐんと下がります。 バゲットに挑戦する前に、まずはソフトフランスパンで肩慣らし。 肩の力を抜いて、気楽に作ってみましょう。
材料(3個分)
- フランスパン用準強力粉…200g
- 砂糖…2g
- インスタントドライイースト…2g
- 塩…4g
- ぬるま湯(夏は冷水) …125g
- 無塩バター…2g
- クープ用無塩バター…適量
下準備
- 無塩バターを常温に戻します。
- オーブンを200℃に予熱します。
作り方
1. フランスパン用準強力粉から塩までをボウルに入れてざっと混ぜ、水を加えてよく混ぜます。
2. 粉気がなくなったら、生地を台に取り出してこねます。
なめらかになったら無塩バターを加えて、さらにこねます。
3. こね上がったら、生地を丸めてボウルに入れ、ふたをして発酵させます。
4. 1.5倍に膨らんだらパンチを入れ、丸め直してさらに発酵させます。
パンチの入れ方
ボウルから生地を取り出し、軽くたたいて広げます。 下から上に半分に折り、90度回して下から上に、また90度回して…と上下左右から4回折り畳みます。
5. 2倍に膨らんだら、一次発酵終了です。
6. 3等分して気泡をつぶさないように軽く丸め、ぬれ布巾をかけて10分間休ませます。
7. なまこ形に成形し、転がして20cmにのばします。
*のびにくい場合は、生地を休ませながらのばしましょう。
なまこ形の成形方法
とじ目を上にして生地置き、楕円にのばします。下から生地の真ん中に向かって折り、上からも同様に折ります。上辺と下辺を合わせて、しっかりとじます。
8. とじ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べ、乾燥しないように気を付けて発酵させます。
9. ふっくらしたら二次発酵終了です。
10. クープを入れ、細く切ったバターを挟みます。
*クープを入れる前に、茶こしで強力粉を振りかけてもOK。 クープは中央1本、あるいは、斜めに2~3本入れるなどお好みで。
11. 200℃に予熱したオーブンで15分間焼けば、完成。
2種のアレンジ
パン屋さんで見かけるガーリックフランスや明太子フランスも、基本のソフトフランスパンから簡単にアレンジできます。
ガーリックフランスの作り方
- 常温に戻したバター20gとすりおろしたニンニク1片を混ぜて、ガーリックバターを作ります。
- 工程11で12分間焼いたところでオーブンからいったん取り出します。
- お好みで、仕上げにパセリなどを振ります。
明太子フランスの作り方
- 明太子(半分~1個)の皮を取り除き、マヨネーズ小さじ1を混ぜて、明太子ペーストを作ります。
- 工程11で12分間焼いたところでオーブンからいったん取り出します。
- お好みで、仕上げにパセリなどを振ります。
プレーンとアレンジのソフトフランスパンを同時に焼けば、3種の味が楽しめます。 その場合は、12分間焼いたところでプレーンも一緒に取り出して。3本一緒にオーブンに戻して、さらに3分間焼けばOKです。 できるだけ早くオーブンに戻せるよう、作業は手早く行いましょう。ただし、天板もパンも熱くなっているので、やけどをしないように気を付けて。 「ソフトフランスパン(プレーン・ガーリックバター・明太子)」の詳しいレシピページはこちら。
https://recipe.cotta.jp/recipe.php
気軽に作れるソフトフランスパンでパン作り
小さな子どもからお年寄りまで、食べやすくて、おいしいソフトフランスパン。 癖がないので、どんなおかずと合わせても大丈夫。 楽しみながら、作ってくださいね。
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