一皮むけたDDTの〝エース〟竹下幸之介(25)が大暴れ宣言だ。
3月29日に突如、4月いっぱいの欠場を発表。自身のツイッターでは「怪我や病気ではないこの欠場期間。竹下幸之介が進化する一か月にします」とつづったことで様々な憶測を呼んでいたが、海外メディアでの報道で米AEWのリングに上がっていたことが判明していた。
3試合を終えて帰国。27日に都内で行われた会見では渡米の理由を「去年失った自信を取り戻すため」ときっぱり。続けて「いつも通りのパフォーマンスをぶつけてたくさんの評価を得ることができた。また秋山(準)さんの前に立ちたい」と、KO―D無差別級王座戦線へ戻ることを誓った。
AEWマットについては「選手層が厚く『ダークエレベーション』というキャリアのない選手の試合だけでも15試合ぐらいある。その中で今までの経験をまっさらにしてチャレンジできて、評価を得られたのは自信になった」と大いに刺激を受けた様子。
来月にはDDT16年ぶりのタッグリーグが開幕、6月にはDDT、ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの4団体が集う「サイバーファイトフェスティバル2021」と負けられない戦いが続くが「いいシチュエーションで戻ってこられた」と余裕の表情。
AEW参戦中のDDT15日浅草大会には、サイバーファイトフェスティバルで激突するノアの清宮海斗(24)、稲村愛輝(28)が視察に訪れたが「僕がいないことを知ってて来ている。意味ないし、僕から逃げているのでは」ときっちり挑発することも忘れなかった。